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2005/02/10

わたしはそれがあってうれしい

 たった今、リン・カーターの『ファンタジーの歴史 空想世界』を注文してきた。

「こうした語句、こうした絢爛豪華なイメージの連なりは、たしかに、われわれの大部分の内部にあるなにかに触れる。
 わたしの信ずるところでは、空想的なものへの渇望は、人間に共通の条件だ。
 人間であるということは、夢を見る能力をそなえているということなのだ。
 どんなに退化したり、野蛮化したりしていても、奇跡への飢えを持たない人間はめったにいない。
 しかし、ご自分を試されるといい---『顎髭をたくわえ鰭を備えるノオリ族が奇妙な迷宮をつくりあげているという黄昏の海を見はるかす、なかがうつろなガラスでできた崖の頂きに広がる小塔建ちならぶ伝説の邑、イレク=ヴァド』、あるいは『黒髪の女性と蜘蛛の巣くう神秘の塔で知られたザモラ』あるいは『影に守られた墳墓の国スティギア』といった文章を読むと、あなたの内部でなにかがうごめくだろうか?

 
 
 もしうごめくなら、わたしがいっていることは、すでにおわかりだろう。
 もしそうでなかったら、おそらく本書はあなたとは縁がない。
 しかし、こうしたイメージに応えてわたしの内部で歌うものがなんであるにしろ、わたしはそれがあってうれしい。」

『ファンタジーの歴史 空想世界』(リン・カーター 東京創元社)
速水螺旋人氏の日記(2/8)からの孫引き)

 うごめいちゃった。見えちゃった。じゃあ読むしかないじゃん!

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