キング・コング
『指輪物語』『キングコング』と大ヒット映画監督になっちゃったピーター・ジャクソンですが、彼にはこれからも妙な期待に引きずられることなく自分の作りたい映画を作り続けて欲しいと思います。
……というかむしろこれは見る側の問題なのですが。いいかお前ら、そこの原作を読んでもいない『ロードオブリング』しか見てないのにP・Jファンと称してるあんたらだ。あのな、ピーターの野郎は『ブレインデッド』と『指輪物語』と『キングコング』を脳みその同じ部分で作ってる野郎だ。ヤツはそう遠くないうちに『ブレインデッド』的な映画を作る。絶対作る。そのときになってブーブー吠え立てたりするんじゃないぞ。ヤツはもともとそういう奴だ。
と、いうことを谷底の蟲々ワラワラのシーンを見ながら思いました。アナタ蟲々さんたちを出したかっただけだろ!?
細密に作りこまれた1930年代の町並みにうっとり。アンタッチャブルの後でバットマンの前の時代。大好き。
三時間以上の長編ですが、切り飛ばしたシーンはまだまだありそう。SEE版も出るのかしら?
つーか、NY帰還前くらいのタイミングで「休憩」なり「Intermission」なり欲しかったです。昔の長編映画みたく。
同時上映(文字通り)の『ヴェンチャー号冒険記』もそれだけで一本の映画になりそう。観たい。
船員たちの覚悟完了というか士気の高さというか、野蛮人ッぷりがすばらしく、
「大変だ、ヒロインが原住民にさらわれた!」
↓(シーン転換)
武器準備
「大変だ、ヒロインが怪物にさらわれた!」
↓(シーン転換)
武器準備
まるで躊躇なし。すばらしい粗暴ッぷりです。船長のルガー・アーティラリー格好良ス。
アクションスター氏の機器感知能力高すぎ。
| 固定リンク
コメント