鄭和の南海大遠征―永楽帝の世界秩序再編
明代に七回もの南海大遠征を行った宦官・鄭和の航海を軸に、この時代に発展した通商ネットワーク、ユーラシア・ネットワークの興亡を描いた本。
鄭和自身の逸話や彼の航海については後の時代にそれらの記録のほぼすべてが燃やされたこともあってさほどページを割かれてはいませんが、かわりに本書の大部分を占める鄭和が遠征に出るまでの社会情勢や当時の航海術および船舶建造技術についての解説は詳細で分かりやすく、読み物として楽しめる一冊です。
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明代に七回もの南海大遠征を行った宦官・鄭和の航海を軸に、この時代に発展した通商ネットワーク、ユーラシア・ネットワークの興亡を描いた本。
鄭和自身の逸話や彼の航海については後の時代にそれらの記録のほぼすべてが燃やされたこともあってさほどページを割かれてはいませんが、かわりに本書の大部分を占める鄭和が遠征に出るまでの社会情勢や当時の航海術および船舶建造技術についての解説は詳細で分かりやすく、読み物として楽しめる一冊です。
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