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2006/05/01

マレーシア、イスラム教の宇宙飛行士の懸念を慎重に検討

http://www.spaceref.co.jp/news/4Thur/2006_04_27son.html

>マレーシアは自国の宇宙飛行士を選定しているが、宇宙飛行士が
>信心深いイスラム教徒の場合、宇宙ステーションでお祈りする方角を
>どうするのかといった問題を解決しようと検討を進めている。

 ああ、それは重要な問題です。
 ロバート・J・ソウヤーの『ゴールデン・フリース』では、敬虔なイスラム教徒は加速する亜光速宇宙船に乗ることが出来ないというエピソードがありました。光速に近いスピードに加速する宇宙船の船内では相対的な時間の流れがだんだんと遅くなっていくから……

 ループシャンドという遠距離通信の専門家は、この任務に参加するための試験にすべて合格した。
 彼は信心深いイスラム教徒だったので、一日に五回はメッカの方角をむいて祈りをささげた。まあ、メッカのことなら問題ないと思った――地球はいつでも船の床のまっすぐ下にあるのだから。
 ところが彼の話によると、一日に五回というのは地球時間で五回ということなので、宇宙船がどんどん速度を上げると、祈る回数もどんどん増えることになる。彼は飛行計画をながめて、加速が最大になる中間地点では、船内で一日たつごとに地球では二十四日がすぎることに気がついた。となると、船の中では一日に百二十回祈ることになる。これでは眠る暇もない。
 反対に、一ヶ月続くラマダーンの断食は一日そこそこで終わるのだが、それで埋め合わせになるわけでもなく、彼はやむなく任務からはずれた。
 幸いなことに、任務に参加したほかの千三百四十九人のイスラム教徒たちは、この問題と上手く折り合いをつけたようだ。

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