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2006/07/22

ブルース・スターリング『グローバルヘッド』

 80年代、サイバーパンク・ムーブメントの中心部にいた男ブルース・スターリングの奇想天外な物語が詰まった短編集。
 あんまり色々詰まりすぎてて一口には説明しにくいですが……最先端(エッヂ)とはつまりこういうことなのだ!と強く感じさせる作品たちです。いやまあどれも15年~20年も前の作品なんだけども……それでも先端で、とにかく面白れぇんだ!

 知性をもたらすウイルスに感染したアライグマが、北アメリカにアライグマ文明を切り開く、「われらが神経チェルノブイリ」
 ポストモダン時代のギリシャ神話譚、「ダモクレスの剣」
 永遠の中心で涜神の言葉をつぶやく、かのおぞましき放射。宇宙的な苦痛をもたらす禁断の兵器、「考えられないもの」
 ホメイニ師に賞金かけられなくて良かったね、「あわれみ深くデジタルなる」

 認識撹乱の快楽(センス・オヴ・ワンダー)とはこういうことだ!

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