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2006/09/27

M5ロケット後継機、打ち上げ民間移管を検討 宇宙機構

http://www.asahi.com/science/news/TKY200609230258.html

 先日、太陽観測衛星「ひので」を打ち上げた7号機を最後に引退が決定していたM-Vロケットが、打ち上げ業務の民間移管で生き残れるかもしれないというニュース。まだそんな話が出ているよというレベルのようなので油断はなりませんが。

 日本惑星協会のメルマガの記事によると、

>確かに100億円くらいを投じれば、制作費63億円のM-Vロケットは30億円代に
>まで安くすることは可能です。それは1段目のロケットモータを「削りだし」
>から「フィラメントワインディング」に代えることを軸としているプランです。
>しかしそのプランが技術的な観点から真面目に顧られることは一度もありません
>でした。「高価」という論理から一度も迂回することなく一直線に「終焉」まで
>つなげられたことに、長年Mロケットの開発に携わってきた私自身は、切なく無念
>との思いを禁じえません。

 むぅ、確かに費用対効果を考えると厳しいお値段ではあるかもしれませんが、それだけの価値はあると思うんだけどなぁ……。感傷かなぁ。

関連:
<GXエンジン>開発費が当初の3倍、347億円に
・YMコラム「ありがとうM-Vロケット、また会う日まで

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