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2006/11/17

自己を「意識」するロボット、米大学で開発

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0611/17/news025.html

>コーネル大学のホッド・リプソン氏とビクター・ザイコブ氏、
>バーモント大学のジョッシュ・ボンガード氏は、関節に内蔵された
>センサーを使って自分の動きを観察し、内蔵コンピュータで自己概念
>――あるいは、少なくとも物理的な構造の概念――を作り出す
>ロボットを作成した。

>その自己の内部モデルを利用して、このロボットは4本の足と
>8個のモーター関節でどのように歩くかを考え出す。

>「初めは、このロボットは自分がどんな姿をしているかを知らない。
>人が見れば4本足のマシンだと分かるが、ロボット自身はそれを知らない。
>このロボットが知っているのは、自分が蛇(のような姿をしている)かも
>しれないし、木かもしれないし、6本足かもしれないということだけだ」
>とリプソン氏は取材に応えて語った。

>動物は、負傷した足をかばって足を引きずるなど、動きを変えることで
>けがに対処できる。機械の場合、特定の方法で問題に対処するよう
>プログラムを組むことができる。だが予想外のダメージに見舞われた場合、
たいていはどうしようもなくなる

>今回開発された勇敢なロボットは負傷に対処するため、自分の
>構造に対して新たな概念を作り出し、自分の変化を正確に
>感知して、別の方法を使って新しい歩き方を考案する

 記事のタイトルを読んで人工知能に自意識をもたせる話かと思いましたが、もっとテクニカルでした。これはおもしろい!すごい!
 これは特殊環境の探査ロボットからスカイネットの殺人ロボットまで、幅広く応用の利く素晴らしい研究です。

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