日食や月食、惑星の動きも=紀元前2世紀、ギリシャの暦計算機-国際チーム
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000017-jij-int
>ギリシャのアンティキテラ島沖の海底に沈んだ難破船から、1901年に
>ばらばらの状態で発見された紀元前150-100年の謎の青銅製機械は、
>日食や月食のほか、惑星の動きまで分かる精巧な手動暦計算機である
>可能性が高まった。アテネ考古学博物館や英カーディフ大などの
>研究チームが破片をX線で分析し、コンピューターグラフィックスで
>再現した成果を30日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
おお、オーパーツだ。なんだか格好いい。
して、これがモノホンだとして、紀元前150-100年あたりで認識されていた惑星っていうのはどのあたりまでなのだっけ?
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コメント
ガリレオが望遠鏡発明した後に発見された惑星以外、つまり肉眼で見える木製、土星あたりまでは押さえられてたんでないかなぁ。
投稿: もり | 2006/12/02 01:46
オーパーツ・・・アウトオブプレイス・・なんでしたっけ?
この手の測定機械みたいなのって大抵現代でも通用するくらい精巧なんでしょうか?(テレビの知識)
昔の人スゲ―・・・
投稿: 獺 | 2006/12/03 22:09
・もりさん
ちょっと調べてみたんですが、紀元前400年ごろのギリシャ人エウドクソスの時代には土星までの惑星とそれ以外の恒星との区別がきちんとつけられていたようです。さすがギリシャ、海洋国家。
……まあ、その次のフェイズに移行するまでがとんでもなく長かったわけですが。
ヨーロッパのがプトレマイオス式で続いたのは仕方ないとして、イスラム圏や中国圏でブレイクスルーが起きなかったのは何でですかね?なんとなくあちらのほうが条件がよさそうなイメージがあるのですけども。
・獺さん
>Out Of Place Artifacts
まあ、個人的には、テックレベルが高いものを何でもかんでも『Out Of Place Artifacts』呼ばわりするのはずいぶんとご先祖様方の叡智ってものに対して無礼な言い方だよなぁと思いますが。
で、色々探ってたらhttp://www.nature.com/nature/journal/v444/n7119/full/444534a.html" TARGET="_blank">画像つきの記事を見つけたのですが、星座早見版と計算尺をフュージョンさせたようなもののようです。
というか、現在のhttp://www.citizen.co.jp/cactive/astrodea/" TARGET="_blank">天体時計に近い感じなのかも。すごいなぁ古代人。
投稿: Johnny-T | 2006/12/10 22:51