ロバート・ウェストール『ブラッカムの爆撃機』
宮崎駿が漫画を寄稿しているということで手に取ったのですが、予想外にすぱらしい本でした。宮崎駿の口絵の影響で、本文を読む前は雑想ノートに収録の漫画「ロンドン上空1918年」のような戦記ものだとばかり思っていたのですが、全く方向性は違ってました。
第二次大戦中の爆撃機クルーの若者たちの物語『ブラッカムの爆撃機』と、同じ時期を舞台にした少年と洋館と「時」の物語『チャス・マッギルの幽霊』。どちらも素晴らしかった。
宮崎御大はゴローちゃんのことなんかちゃっちゃと忘れてこれをとっとと映画化するべきだ。
| 固定リンク
コメント