イタリア 無人シャトル飛行試験
http://www.sorae.jp/030699/1750.html
>イタリア航空宇宙研究センター(CIRA:Italian Centre for Aerospace
> Research)は、無人シャトル宇宙船(USV:Unmanned Space Vehicle)
>のプロトタイプである、「カストーレ(Castore)」の飛行試験に
>成功したようだ。
>飛行試験は2月24日の午前に行われ、「カストーレ」はトルトリ空港から
>気球で打ち上げられ、高度2万1000mで放出された。放出された
>「カストーレ」は速度マッハ1.05に達し、その後、パラシュートを
>使って減速し、海面に着水した。
>「今回のミッションの目的は、宇宙船の大気圏再突入の最終部分を
>シミュレーションである。落下時、500個のセンサーがデータを取得した」
>USVの開発はCIRAを始め、ESA、イタリア宇宙局、イタリア空軍などが参加し、
>2002年に始まり、2012年の機体完成を目指している。予算はおよそ1億7900万
>ユーロで、プロトタイプは「カストーレ」の他、「ポルーチェ(Polluce)」
>の2機が製造されている。特に「ポルーチェ」は、現在開発が進められている
>ベガロケットに搭載され、2012年にサブオービタルもしくはオービタルまで、
>打ち上げられる予定となっている。
ほう。打ち上げロケットの独自開発まで含んだプロジェクトとはなかなかに剛毅な。続報に注目です。
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