はやぶさ、消滅の運命? 地球の大気圏に再突入の公算大
http://www.asahi.com/national/update/0319/TKY200703190243.html
>小惑星イトカワへ一昨年に着陸後、さらに飛行を続ける宇宙航空研究
>開発機構の探査機「はやぶさ」は、近く長距離航行用エンジンの運転を
>本格的に始め、地球への帰途に就く。だが、地球到着時には当初の
>計画と異なり、機体を大気圏に再突入させる可能性が高まっていることが
>わかった。地上へカプセルを正確に落とすには、ぎりぎりまで地球に
>近づく必要があるからだ。
>はやぶさは燃料漏れなどの故障が相次ぎ、微妙な姿勢制御が難しい。
>運用チームには「カプセルの落下位置の誤差が大きいと街に落ちる恐れが
>出てくる」という心配の声もある。そこで、カプセルを目標地点へ正確に
>落とすには、当初計画より地球に接近させる必要が出てきた。
>その場合、カプセル投下後にエンジンを噴射しても、はやぶさは地球の
>重力を振り切れない可能性が高い。宇宙機構の解析では、大気圏で
>燃え尽きるとみられている。
>はやぶさは、自らの機体と引き換えに、小惑星からの試料回収技術と、
>地球~小惑星間の往復飛行の実証という目的の達成を目指すことになる。
>プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授は「惑星間飛行は、日本が
>世界で初めて挑戦すること。可能性がある限り、はやぶさの飛行を
>全力で続ける努力をしたい」としている。
ただ応援することしかできませんが、はやぶさが飛び続けられることを心から祈ります。
大丈夫、はやぶさは強運の子だから。きっと大丈夫。
それにしても、最悪はやぶさが復帰できなかったとしてもカプセルの投下自体はできるわけで……。すごいよなぁ、よくあの状況からここまで立て直せたよなぁ。本当にすごい。
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