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2007/04/07

セシル・スコット・フォレスター『海の男/ホーンブロワー・シリーズ<別巻>ナポレオンの密書』

1950、1964/翻訳:高橋泰邦、菊池光/ハヤカワ文庫
『勅任艦長への昇進の内示を受けたホーンブロワーは、ホットスパー号を後にした。給水船に乗った彼は、正式な任命を受けるため英国へ向かう。だがその途上、フランス艦に遭遇。その戦闘で、彼はナポレオンとの戦いの行方を左右する重要なものを手に入れるが…未完の長篇として有名な表題作を初め、不滅の海洋冒険シリーズが生まれた秘話を綴る「ホーンブロワーの誕生」と短篇二篇ほか用語解説などを収録。ファン必読の書』

 長く入手困難だったハヤカワ文庫「ホーンブロワーの誕生」と光人社「ナポレオンの密書」の合本版。
 執筆中に作者が死亡したために未完の絶筆となってしまった長編『ナポレオンの密書』と二本の短編「マックール未亡人の秘密」「最後の遭遇戦」。そして、作者が語るホーンブロワー・シリーズ誕生秘話『ホーンブロワーの誕生』。それに訳者によるシリーズ解説と海事用語解説がおまけで付いてくるスペシャル版。

 『ナポレオンの密書』は、第3巻『砲艦ホットスパー』と第4巻『トルコ沖の砲煙』の間のエピソードで、トラファルガーの直前を舞台にホーンブロワーがスパイになるという話。
 ああ、これはぜひとも最後まで読みたかった。

 『ホーンブロワーの誕生』は、C・S・フォレスター自らがホーンブロワー・シリーズ執筆の動機、構想の練り方、登場人物の性格設定、創作の苦心と喜びなどを語るもの。かなり詳細なものなので、シリーズのファンは必読。

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