彗星の内部構造初めて解明 原始太陽系の物質残る
http://www.asahi.com/science/update/0520/TKY200705190207.html
>太陽の周りを回る彗星(すいせい)は、その核の表面から
>数十センチ掘れば太陽系誕生時の「新鮮」な状態が残っている――。
>大阪大などの研究グループは、こんな結果を、05年に
>米航空宇宙局(NASA)の探査機ディープインパクトが
>接近したテンペル第1彗星の観測から、世界で初めて報告した。
>氷などがまじった彗星の内部は、約46億年前に太陽系が
>できたころの物質を「冷凍庫」のように保存しているとされる。
>だが、表面近くは宇宙線や太陽の熱で変性しており、どこに
>太陽系誕生時の状態を残す物質があるのか、詳しい内部構造は
>わかっていなかった。
>彗星の表面を覆う炭化したちりが先に飛び散り、後から
>「冷凍庫」内にあったとみられるケイ酸塩の結晶が広がった
>ことがわかった。散らばり方から分析すると、表面の厚さは
>数十センチだという。
>「ほかの彗星も1メートルほど掘れば、太陽系誕生時の様子を
>伝える物質が現れる可能性が高い。今後の彗星探査の目安になる
>のではないか」と話している。
これはこの先の調査が楽しみなニュース。ガンガン調査していただきたいところ。
掲載されている写真が綺麗。あとでNASAのサイトに大きい画像を探しに行こう。
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