きゆづきさとこ『棺担ぎのクロ。懐中旅話』2巻
ちょっと重めのエピソードが続く2巻。
飛行機お姉さんの名前が判明。そうか、クロちゃん以外のメインキャラはみんな名前が数字なんだな。
カバー下のオマケは、やっていいのかこのネタは?の「旅人さん」。担当さんには悪いが三巻でもハラハラしていただきたい。次は誰の番だろう。
グリム兄弟でイソップでさりげなくオスカー・ワイルドなロバの王子のエピソード(アンデルセンも入れば完璧だった)や“ばかばかしい話”の首斬り王女の話、それに切符代の話がすき。
「旅人さん」のエピソードでクロが書きこんでる帳面はモーの日記帳なのかな?サイズが違うかな。
魔女を見てモラン@ムーミンを連想した。多分カバー下のアレの影響。
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コメント
クロちゃん(微苦笑)も、「96」(キュウロクではナイ)と考えれば、数字名前の一人になると思います。
……それにしても、「自分で恥ずかしがる」本名って、
どんな名前なんでしょうか?
「きさらぎ みやび」とか……(すみません大嘘デスごめんなさいTT;きゆづきさんに報告しないで下さい;血涙)
投稿: 紅玉国光 | 2010/02/21 13:39
>「96」
ああ、なるほど。それは確かにありですね。
>クロちゃんの本名
センがああなる前から「“先”生」であったように、黒に染まる前のクロも「くろ」に通じる名前だったんじゃないかと思います。「クローディア」とかどうかしら?
投稿: Johnny-T | 2010/02/27 00:54
成る程、「クローディア」ですか……。それは確かに一つの候補でしょうね……。
あと、神話から取って女神名「クローソー」とか、
2人の出発地が北欧っぽいので「クローネ」とか(……ってそれは通貨単位か!)、
仏蘭西語名なら「クロティルド」とか。
きゆづきさんも体調を壊される程、御多忙と伺いますが、
当分は「GA」に全力……で手一杯、なのかとも思いますが、
「クロ」の方も、早く連載再開して貰いたいものです。
投稿: 紅玉国光 | 2010/04/13 23:22
おお、ぼくは「クローディア」しか思いつきませんでしたが、結構ありそうですね「クロ~」な女の子の名前。
>「クロ」の方も、早く連載再開して貰いたいものです。
まったく同感です。連載最後の話がものすごいヒキで終わってますからねぇ。先が気になって夜も眠れない。
投稿: Johnny-T | 2010/04/17 12:24
そう言えば、飛行士のお姉さんは「チョウ」で数字名の「兆」に加えて「鳥」「蝶」をもかけているのでしょうね……。
しかし、彼女の機体に「サン・テグジュペリ」と書いてありますけれども……撃墜されない事を祈ろう……。
現実のS.テックスの最後は、良く知られている通り、非武装のP-38偵察型(すみません、旧Fナンバー忘れた~)でFw190D-9に挑む、と云う、信じられない無謀(?)によって撃墜された訳ですが、
「命を粗末にはしない」と云う、この作家にして名飛行家の、日頃標榜していた信条に反する様にも思われ、
本当に「何故?」と、今でも、多くの人が思っているのではないでしょうか……。
それが戦争と云うものの悲劇なのだ、で引っ括ってしまえば、それだけの事なのですが……。
本当に、「何故?」……。
投稿: 紅玉国光 | 2010/06/07 20:32
>飛行士のお姉さんは「チョウ」で数字名の「兆」に加えて「鳥」「蝶」をもかけているのでしょうね
なるほど、その発想はなかった。
偵察型はF-5ですね。
>「何故?」
大変散文的な返答になりますが……逃げ切れなかっただけじゃないですかねぇ。
機体速度はフォッケよりもライトニングのほうがはるかに早いですが、出会い頭となれば、即反転即加速とはいかないでしょうし。
テグジュペリの操縦の腕も決して上手なほうではなかった(控えめな表現)らしいですし。
投稿: Johnny-T | 2010/06/08 20:20