新種恐竜:巨大な化石発見
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070614ddm012040006000c.html
>中国・内モンゴル自治区の白亜紀後期(約8500万年前)の地層から、
>鳥類のような特徴を持つ、巨大な新種恐竜の化石が見つかった。
>鳥類は小型の恐竜から進化したとされるが、見つかった恐竜は
>体長約8メートル、体重約1・4トンと推定され、中型の肉食恐竜
>ティラノサウルス並みの大きさだった。恐竜の進化を考える上で
>貴重な発見で、中国科学アカデミーなどの研究チームが14日付の
>英科学誌「ネイチャー」に発表した。
>新種恐竜はオビラプトロサウルス類の仲間で、くちばしや長い前脚を
>持っていた。前脚は他のオビラプトロサウルス類より長めで、
>他の骨格も含め、より鳥類に近かった。前脚は翼状だった可能性が高い
>という。これまで見つかったオビラプトロサウルス類は体長約2メートル、
>体重約40キロ程度で、新種恐竜の体重は約30倍だった。
>小型恐竜の中から樹上生活に適応するものが現れ、枝から枝へ飛び移る
>ようになり、やがて鳥類に進化したとされる。
>このため、恐竜が鳥類に近づくほど、体が小さくなるとされていた。
うは、ついこの間主人公がオヴィラプトル氏族の『ジャバウォッキー』の単行本が出たばかりのタイミングでこのニュース!?
それにしても、
>体長約8メートル、体重約1・4トン
でかい!桁が二つも違いますよ。
無理は百も承知ですが、これだけ大きいと、グライディングでも短距離ジャンプでもいいからがんばって空を飛んで欲しいと思ってしまいます。つーか飛べ。飛ぶべきだ。
・オヴィラプトル:オヴィラプトロサウルス下目オヴィラプトル科
発見された時、数個の卵の上で化石化していた為、Oviraptor(卵泥棒)という学名が与えられた。その後、同じ状態で発見された卵がオヴィラプトルの物だったことから、彼らが自分の巣を守って死んだと判明。現在では鳥類のように子育てをする恐竜であると考えられている。
| 固定リンク
コメント
中生代は今より重力が弱かったから(ソウヤー「さよならダイノサウルス」)、1.4トンぐらいなら飛べたはず。飛んでくれなきゃ嫌だ。
しかし、じわじわ株を上げてきますね、オビラプトル。卵泥棒→母性愛→巨大&飛行と来て、さあ次は「知性」か「もっと巨大」か。
投稿: エム | 2007/06/15 00:51
これは夢のような発見ですよ
どうもトサカがないタイプのオビラプトロサウルス類みたいですけど
そうだとしてもこの大きさは素晴らしいです
正式に記載されれば学名が「ギガノトラプトル・エルリアネンシス」らしいです
ギガノトラプトル…ちょっとセンスないかな…
投稿: 久正人 | 2007/06/16 02:04
・エムさん
>さよならダイノサウルス
そ・れ・だー!(長谷川裕一っツラで)
つまりこいつが他のものよりはるかに巨大になっているのは「※※※」の仕業だったんだー!!(はいはい、なんだって。なんだって。)
<http://homepage3.nifty.com/ClearAether/SF/list/list_s.htm#Sawyer" TARGET="_blank">参考>
>次は?
http://www.youtube.com/watch?v=50BRFOLMB7s" TARGET="_blank">口から焔&ミスター・ファイヤーヘッドというあたりで。
・久正人さん
>ギガノトラプトル・エルリアネンシス
むう、舌を噛みそう……。
ラテン語のことはさっぱり分かりませんが、もうちょっと外見イメージに合った響きの名前がよかったですねぇ。後半の響きは好きですが。
まあ、ホントのところを言うと、もうちょっとこう……ウルトラ怪獣みたいな名前がよかったなぁと思ったりもしているわけですが。せっかく8メートルの身長に羽毛の生えた鳥もどきなんだし。きっと翼で突風をおこして敵を攻撃するんですよ!たいへんだ、ゾフィーがゾフィーが大ピンチ!
投稿: Johnny-T | 2007/06/17 20:00
バードンラプトル・チャンドラーエンシスとかですか!
せっかく中国でみつかったんだからホウオウラプトルとかスザクラプトルとか燃えるセンスの名前を考えてほしいですよね
投稿: 久正人 | 2007/06/18 17:38
>バードンラプトル・チャンドラーエンシス
採用!パーフェクトです!
それはさておき、ホウオウラプトルやスザクラプトルはいいですねぇ。気分的に西太后様が飼ってそう。
投稿: Johnny-T | 2007/06/18 22:23