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2007/06/24

Wings of war

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 第1次世界大戦の複葉機をテーマにした空戦ゲーム。ルールは簡単ですが、読み合いが非常に深くて面白い。

<ゲームの手順>
・プランニングフェイズ
 まず各ラウンドの始めに、このラウンドの飛行計画を決定します。各機体タイプに対応したフライトカード(スパッドはスピードが速いが小回りが利かない。フォッカー三葉はスピードに劣るが旋回性能が高いなど)の中から3枚を選び、その3枚を使用する順番にゲームボードに裏向きに並べます。
 1ラウンドは3回の移動および攻撃フェイズからなり、選んだ三枚のカードを使って3回の移動を行ないます。選択後の変更はできないので先を読んで移動先を決めねばなりません。

・移動フェイズ
 プレイヤーがフライトカードを選んだあと、1番目を表にして。そのカードに示された進路の通りに飛行機を動かします。

・攻撃フェイズ
 移動したあと、飛行機の射界と射程内に敵機を捕捉できたのならダメージカードで目標にダメージを与えることが出来ます。ダメージカードの特殊効果によって、さまざまな効果が発生する場合があります。

 移動と攻撃を3回行い、ボード上のフライトカードが全部表向きになったら、1ラウンド終了。

 これを繰り返し、敵側の飛行機をすべて撃墜した時点でゲームは終了します。ビジュアルに訴えかける移動ルールと分かりやすいゲーム判定の『軽さ』が大変素晴らしい。
 相手の射界を避けつつも自分の機関銃の射程距離内に追い込む。やるべきことは大変簡単ですが、そのためには相手の思考と機体特性を読みきらねばなりません。
 また、機体が負ったダメージは基本的には他プレイヤーに対して非公開(弾詰まり、炎上などのステータス異常は公開される)なので、無理に突っ込んで追加のダメージを与えるか、それとも射程ギリギリからちまちまと削っていくか。ここでも駆け引きが生まれます。

 ぼくは気に入りましたし、他のプレイヤーたちのウケもよかったので、これはちょっと流行らせたいなと思っています。
 ついでに一次大戦空戦マニアの仲間も増えると嬉しいな(←茨の道)

 戦闘機カードに記載されたちょっとした小ネタなどについてもいずれ語る予定。とりあえず、ソッピースの三葉はぼくの。

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