福島県立美術館『おもちゃと模型のワンダーランド』展
予想外に素晴らしい企画でした。
19世紀の鉄道模型、19世紀のビスク・ドール、20世紀初頭のテディベアから戦後の日本のブリキ玩具からキャラクター玩具、近代の(といってもファミコンが20年前だよ)テレビゲームまで様々な玩具が展示されています。
「時代を彩ったおもちゃたち」のコーナーでは戦後の各時代の流行玩具が展示されていたのですが……このコーナーの攻撃力高すぎだ!
たとえば……
これとか
これとか
これとか
挙句にこんなものまで!
(画像はすべて図録からの引用)
……多分、あのコーナーにあった物品のほとんどが世代別のキラーアイテムだったんだろうなぁ。ぼくには自分の時代しか分からなかったけど。
ガラスケースから出して展示されているものが多く、間近で見られるようになっていたのが非常によかったです。もちろん基本的に触ることはできませんが、ごく一部では実際に遊ばせてもらえる展示品もあり非常に満足感の高いものでした。
一番ゲージ(1/32スケール、大きい)鉄道模型、間近で見られて素晴らしかったー。下のアングルから眺めまくりですよ。
感触的には、メインのターゲットはぼくら(20代後半~30代後半)とその親の世代(50代後半~70代前半)なのかなと思いました。でもって、そのくらいのお年頃のお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんにつれられた子どもや孫たちと「お父さんが(お母さんが~、おじいちゃんが~、おばあちゃんが~)子どものころはこういうおもちゃで遊んだんだ」という話をしてくださいね的な。
キャラクター玩具のコーナーにアニメロボットの『超合金』シリーズが何体か展示されていたのですが……聞いて驚かないでください、なんと……どのロボットも両手のロケットパンチがきちんと付いているのです!!
男の子のいるお父さんと30歳以上の男衆にはぜひ見に行ってほしい。たぎるぜ、血が!
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