どんな文章も“紙芝居”にする「さしえショー」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/31/news051.html
というわけで、手元のネタ用メモ帳から適当にコピペってさしえショーを作ってみました。
<以下使用テキスト>
・その恒星船は、生物の乗り組んでいない巨大な要塞だった。すでに死に絶えて久しい支配者たちが、その昔、生きとし生けるものを滅ぼす目的で発進させた機械なのである。それとその同類は、地球暦とはおよそ関わりのない遙かな過去に、名も知らぬ星間帝国のあいだで行われた戦争から、地球がうけついだ遺産であった。
人びとは、それを〈狂戦士〉(バーサーカー)と呼んだ。
・ラッツ、被害は。
7人だ。もたないぞ。
ボタスキー、CPに支援を要請しろ。
おい、ボタスキー
怖いよ。
・アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態ではボールペンが書けないことを発見した。これではボールペンを持って行っても役に立たない。NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!
一方ロシアは鉛筆を使った。
・三つの指輪は、空の下なるエルフの王に、
七つの指輪は、岩の館のドワーフの君に、
九つは死すべき運命の人の子に、
一つは、暗き御座の冥王のため、
影横たわるモルドールの国に。
一つの指輪は、すべてを統べ、
一つの指輪は、すべてを見つけ、
一つの指輪は、すべてを捕らえて、
くらやみのなかにつなぎとめる。
影横たわるモルドールの国に。
・「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする。
マリア様のお庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な
笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、深い色の制服。スカートのプリーツは
乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、ゆっくり歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、遅刻ギリギリで走り去るなどといった、はしたない生徒など存在していようはずもない。
私立リリアン女学園。
明治三十四年創立のこの学校は、もとは華族の令嬢のためにつくられたという、
伝統あるカトリック系お嬢さま学校である。
東京都下。武蔵野の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、神に見守られ、
幼稚舎から大学までの一貫教育が受けられる乙女の園。
時代は移り変わり、元号が明治から三回も改まった平成の今日でさえ、
十八年通い続ければ温室育ちの純粋培養お嬢さまが箱入りで出荷される、
という仕組みが未だに残っている貴重な学園である。
彼女――、福沢ゆみもそんな平凡なお嬢様の一人だった。
・「ハンス師団本部からまだ連絡はないか?」
「黒騎士1よりアドラー。黒騎士1よりアドラー。応答されたし・・・・・・だめです。」
「戦車長!前方に人影が複数!」
「・・・・・・イワンのコサックか。クルツ、同軸機銃だ。」
「盾で跳ね返されてます!」
「イワンめ、頭を使っているな。弾種榴弾、車体を昼飯の角度にしろ。」
「装填完了!」
「ファイアー!!」
「命中!」
「1人突貫してきます!!」
「マイヤー増速!イワンを踏み潰せ!!榴弾装填!もう一撃だ。」
「装填!」
「クルツよく狙え!」
「命中!敵が引いていきます。」
<ここまで>
うは、テラカオス!これは面白い。基本的にはへんなのばっかりだけど、時々まともなのができたりするのがまた素敵。
指輪物語はちょっとヒット。『岩の館のドワーフの君に』とか『一つは、暗き御座の冥王のため』とか『くらやみのなかにつなぎとめる』で吹いた。
うは、黒騎士中隊は一体何を『装填完了!』してますか!?『1人突貫してきます!!』とかマジ怖い!
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