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2008/03/24

「おっ」と思った小説の冒頭をあげるスレ

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51259939.html
ネタ元:STAR LIGHT PARADEさん

ぼくは散弾銃(ショットガン)をアディダス・バッグに収め、詰めものとしてテニス靴下(ソックス)を四足入れた。全然ぼくのスタイルじゃないけれど、これこそが狙いだ。粗雑(クルード)と思われているなら繊細(テクニカル)にやり、繊細(テクニカル)と思われているなら粗雑(クルード)にやる。ぼくはとても繊細(テクニカル)な青少年。そこで、目いっぱい粗雑(クルード)にいってみることにしたわけだ。とはいえ、この頃では、よほど繊細(テクニカル)でなくては粗雑さ(クルードネス)を目指すことすらできない。この十二番径(ゲージ)薬莢二発だって、旋盤で真鍮材から削り出さねばならず、自分で火薬を詰めなくてはならなかった。古いマイクロフィッシュを見つけ出してきて、手込め式薬包(カートリッジ)のやり方を知らなくてはならなかった。梃子式のプレス機を作って、雷管をつけなくてはならなかった――どれも大いにヤバい。けれど、これで上手くいくことはわかっていた。
(ウィリアム・ギブスン「クローム襲撃」所収「記憶屋ジョニィ」より)

 本編は特になんと言うことのない話なんだけど、この冒頭部分が好きで何度も読み返しました。かっこいいは正義。

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