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2008/04/12

マイケル・バー=ゾウハー『復讐のダブル・クロス』

『執念の追跡の末、イスラエルの情報機関モサドが抹殺したアラブゲリラの幹部。その男の死がもたらしたのは、熱い復讐の炎だった。敬愛する人物を失った一人のテロリストが、ユダヤ人に致命的な打撃を与えると誓ったのだ。PLO議長の協力を得た彼は、アメリカの一学生を手先に使い、ひそかに計画を実行に移す。だがモサドの長官エレミア・ペレドがこの動きを察知、その総力を挙げてテロリストの行方を追い始めた。苛烈な暗闘の果てに、やがて明かされる恐るべき計画の全貌とは?激動の中東を舞台に、迫真の筆致で描く気鋭会心のサスペンス巨編!』

 ダブルクロス……それは裏切りを意味する言葉(C)ダブルクロス

 『エニグマ奇襲指令』のマイケル・バー=ゾウハーのスパイ・サスペンス小説。ミュンヘン・オリンピックの選手虐殺事件をはじめとする実在の人物・事件を舞台に配し、モサド長官とアラブテロリストの対決を描きます。
 物語の構造自体はシンプルかつスタンダード。敵役の作戦目的自体は早い段階で(具体的ではないけれど)明かされるので、あとはそこに至るまでのモサド長官エレミア・ペレドとテロリストアルフレート・ミューラーの虚々実々の謀略戦を楽しむのみです。矢継ぎ早の展開で読者を飽きさせない良質のエンターテイメントです。

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