矢野俊策『アルシャードガイアリプレイ 希望(ゆめ)へのコンタクト』
『夏休みの最後にやってきた温泉旅行。それは宮沢茉莉……いつも自分をからかう父、ケンカばかりしているふたりの兄、そしてサムライ姿の奇妙な居候の間で苦労している彼女にとって、この夏休み唯一の楽しみだった。だが、その旅行先で事件が起きる。"影"を奪われ、友人が、そして街の人たちが倒れていく中で、茉莉は驚愕の真実を知る。FBonline上で連載していた『アルシャードガイア』リプレイ、書き下ろしを追加して待望の文庫化!』
相変わらずシナリオギミックが参考になります。特に第2話の現代都市をダンジョンにする仕掛けは面白いなぁ、シンプルかつ奥が深くて。いろいろ応用が利きそう。
プレイヤーキャラクターの75%を占める宮沢家の人々があまりにも前のめりすぎる。家訓が「宮沢家は前に倒れるべし」とかなんという鍋島マインド。
竜一郎の ひどい マンチ。オーヴァーランダーの《異界の業》で《ヒーローアクション》と《マインドロック》とかひどすぎる。こいつ実は柊蓮司を陰画に焼き付けたキャラクターなんだな。
今回、イラストのぽぽるちゃ先生はいろいろと素晴らしすぎです、上のお兄ちゃんとか《倍加の法》とか。特に後者はソフトなエロスがたまりませんよ!
……あれ、でも兄ちゃんのほうが圧倒的に露出度高いのか?
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