« 目の神経形成に重要なタンパク質「ピカチュリン」と命名 大阪バイオ研チーム | トップページ | 今月のコミックリュウ »

2008/07/21

矢野俊策・他『ダブルクロス・リプレイ ゆにばーさる 果て無きカーニバル』

『あらゆる情報と萌えが渦を巻く都市、アキハバラ。その街にはいくつもの知られざる事件があった。高校生、加賀十也と黒須左京のふたりは“夜中に家電製品が盗まれる”という事件の調査中に、驚くべき事態に遭遇する。家電製品が意志を持つ!?それを操る黒幕とは!?果たして彼らの運命は、そして理性は耐えられるのか!
 アキハバラを舞台とした三本のお祭りリプレイ、ここに登場。あんなキャラやこんなキャラの違う側面、ぜひお楽しみあれ!!』

 タイトルにカーニバルとある通り、ダブルクロスのリプレイシリーズからさまざまなゲストが集まった派手なお祭り騒ぎ。
 過去のGF誌別冊などに掲載された「ステージ:アキハバラ」ものリプレイが二本と新規書下ろしが一本収録。既出の二本は書き足しが割りと大目。それぞれに違ったタイプのネタをぎっしり詰め込んだリプレイです。豪華豪華。
 収録作品では書き下ろしのリプレイ、『トワイライト』のフィン・ブースロイドと『オリジン』の高崎隼人が主人公のバディ物“ティーパーティーへようこそ”がお気に入りです。プレイヤー二人の息のあった掛け合いが実にすばらしい。O畑の切れのいい負けロールとそれを生かすクレバー王子のフリ。いいなぁ老人と若者のバディ物。イーストウッドの『ルーキー』とかすげぇ好き。
 
……ところで、執事服椿のイラストがない件について小一時間ほど(後略)。

|

« 目の神経形成に重要なタンパク質「ピカチュリン」と命名 大阪バイオ研チーム | トップページ | 今月のコミックリュウ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 矢野俊策・他『ダブルクロス・リプレイ ゆにばーさる 果て無きカーニバル』:

« 目の神経形成に重要なタンパク質「ピカチュリン」と命名 大阪バイオ研チーム | トップページ | 今月のコミックリュウ »