わかつきめぐみ『言の葉遊学・ご近所の博物誌』
『日本語には古来より使われて来た美しき言葉がある。四季折々の行事や風物など、豊かに広がる“言葉”をネコの先生と弟子が、「月」や「星」、「酒」など身近なものを題材として紹介する「言の葉遊学」。ある日、村にやって来た博物学者・二羽と、その世話をまかされた少年・三稜が、少しのんきに、でも楽しく、珍しい動植物の研究に励む日々を描いた「ご近所の博物誌」。表題の2作品に加え、少年少女の揺れる気持ちを描いた短編「Frozen Flowers」などを収録した珠玉の短編集!』
十年ほど前にジェッツコミックスで出ていた、四季折々の行事や風物などのさまざまな“言葉”を紹介するエッセイ(?)漫画『言の葉遊学』と植物学者と少年がご近所の動植物の世界に触れていく物語『ご近所の博物誌』が二冊合体で文庫化。文庫で文字が小さいのが残念ですが、どちらもお勧めの物語です。
本気で星まで行きたいって思った時にはね、もう思いは空を飛んでるのよ。
できるかどうかはともかくその「思い」に追いつきたいでしょ。
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