先週末のゲームレポート
後で書くとか言っといて、すっかり忘れてた。
・『ウィング・オブ・ウォー』
第一次世界大戦の空戦をテーマにしたカードゲーム。
通常の対戦の他に8人バトルロイヤルができたので大変満足。それでなくても危険な8人バトルロイヤルで、さらにその戦場がわずか70㌢×70㌢の板の上!これはもうあっという間に戦場が崩壊するなと思ったら、意外なことにみんな粘りに粘りまして。実に手ごたえのある戦闘でした。
・『王への請願』
王宮の中でコネクションを構築して国王陛下に謁見することを目指すゲーム。今回の一押し。
ダイスの出目で様々なダイス操作能力を持つ人物カードを手に入れ、最終的には7つ以上のダイスで同じ目を出すことをめざします。
手番のきたプレイヤーはダイスを3つ振り、出た目の組み合わせにより人物カード1枚を獲得することができます。獲得したカードはそれぞれ特殊能力を持っており、次の手番からより有利に出目を操作できるようになります。その能力は、「任意のダイスの出目に+1できる」だとか「振るダイスが一つ増える」、「任意のダイス一つの出目を(あらかじめ指定しておいた)他のダイスの出目にそろえることができる」など様々。より有利な能力を持つ人物を手に入れるためにはより厳しい条件を満たさなければなりません。たとえば5つのダイスが連番(1~5もしくは2~6)になっていることなど。どのカードを取ると、次にどのカードが取りやすくなるかを考えて手札をそろえる必要があります。無論、ダイスゲームなので出目に裏切られる可能性もありますが。
すでに獲得したものと同じカードは獲得できませんし、カードの枚数にも限りがあります。どういうルートで勝利を目指すか。そのために必要な高レベルカードの入手条件を満たすために、どの低レベルカードを優先して入手するか。出てしまったダイスの目をどうフォローするか。ダイス運だけではなく柔軟な思考力が要求されるゲームでした。
PCゲーム『少女魔法学リトルウィッチロマネスク』の魔法習得システムがかなり近い感じ。
・『クオ・ヴァディス』
陰謀渦巻く古代ローマで私服を肥やしながら元老院議員を目指すボードゲーム。
自分の持つ議員コマをボードに描かれた政治ルートに沿って出世させながらゴールの元老院に送り込むのが目的ですが、ランダム性はほとんどなくほぼすべてが交渉だけで進行するので、勝利するためには交渉能力が必要になります。
より上級の委員会に出世するためには、現在所属している委員会の定員の過半数以上のメンバーの同意が不可欠です。他のプレーヤーを説得して票を獲得しなければなりません。ありとあらゆる手段を使って懐柔しましょう。
・『トワイライト・インペリウム』
様々な異星人が入り乱れる宇宙帝国ものSF戦略マルチプレイ・ボードゲーム。なつかしのPCゲーム『アセンダンシー』をボードゲームにしたような感じ……といってもメジャーじゃないか。
日中、仕事で家を空けていたぼくは不参加。夕方帰ってきた時点ですでにゲームが始まっていたのでギャラリーに徹していました。山のように詰め込まれたコンポーネントや、やたらめったら設定盛りだくさんの銀河種族がとても魅力的なゲームです。
まあ、結局、データや行動量の多さからゲームが適当な時間までに終わりそうにないので途中で切り上げたそうです。(その頃ぼくは仮眠を取っていた)
曰く「大学生並みに時間がないと遊べない」ゲームという評価。残念、二回戦があるならぜひ参加したかった。
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コメント
休みさえ取れれば参加したかったです(>_<)
投稿: トンガリ | 2008/11/10 06:57
や、今回は残念でした。
新年の山の家で遊べるといいねぇ。
……ぼくの参加がちと危ぶまれるけど。
投稿: Johnny-T | 2008/11/11 22:55