今年の本
うん、今年は当たりの本が多かった。というよりもハズレの本が少なかったのかな?
とりあえず今年のお薦め本ベスト5はこんな感じ。
・中山雅洋『北欧空戦史』
・スティーヴ・ホッケンスミス『荒野のホームズ』
・ロバート・R・マキャモン『ブルー・ワールド』
・ジャック・マクデヴィット『探索者』
・水無神知宏『此よりは荒野』
と思ったら、最後の最後にもう一冊追加。ラリサ・ライスナーの『ヨーロッパ革命の前線から』。ロシア革命後の内戦とそれに続くドイツ革命に参加した女性のルポタージュ。シビアな現実感覚とロマンチックな感性のバランスがすごい。作者の筆力が尋常じゃありませんよ。
そういえば、今年最初に読んだ本は鼠年にあわせてハリイ・ハリスンの『ステンレス・スチール・ラット』だったんだけど、来年最初に読む本はどうしよう?干支の牛にちなんだネタがいいんだけど、適当なタイトルが思いつかないなぁ。何かありませんかね、なるべくならSFで。
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コメント
あけましておめでとうございます。
牛でSFというと個人的には『ミノタウロスの皿』ですが、
漫画は別枠(別エントリ)なので置くとして、……
ぱっと思いつくのは『マーブル騒動記』、
あとはコルムシリーズの『雄牛と槍』ですとか。
比較的最近の本(ても一昨年)では、『残虐行為記録保管所』収録の
『コンクリート・ジャングル』にちょっとだけ登場します。
なおコルムですが、シリーズ通しなら
牛・羊・馬と干支をみっつもカバーできますね。
だからどうしたって話ではありますが。
投稿: 眠 | 2009/01/02 20:14
>『マーブル騒動記』
そ・れ・だー!!
……ああっ、でも買って無いや。
コルムの『雄牛と槍』はちょっと考えたんですが、
>牛・羊・馬と干支をみっつもカバー
そこまでは発想が至らなかったー!
投稿: Johnny-T | 2009/01/03 12:53