安達洋介『QuickStart!! くいっくすたーと』
http://www.fear.co.jp/information/qst01_info.htm
念願のくいすた単行本を手に入れたぞー!!
ゲーマーズ・フィールド誌で好評連載中のTRPG4コママンガ「QuickStart!! くいっくすたーと!!」がついに単行本化!
TRPGゲーマーならつい「あるある!」と叫んでしまうネタ満載です。
本自体は年末に発売されてたんですが、版元がゲームフィールドだからその辺の本屋で売ってないんですよねぇ。セブンアンドワイで扱ってくれていてよかった。
掲載雑誌がGF誌なので作中で語られるゲームはFEARのゲームばかりですが、システムに直接かかわるネタはそれほど多くはないので、最近はゲームから離れている人や他社のゲームをメインで遊んでいる人にもそれほど不親切ではない……んじゃないかしら?
というかあれだ、ルールが違おうが時代が違おうが、中の人のありようは変わらないんですよ。
ルールを隅から隅まで記憶して緻密に戦略を練りあげてもダイスの出目に裏切られるやつとか、部屋はすごく汚いのにルールブックはクリアカバーをつけてきれいに大切に使ってるやつとか、テレビでシナリオのネタに使えそうなニュースがあるとつい見入ってしまうとか、キャラクターのレベルアッププランを考えて徹夜とか、キャラクターシートを捨てられなくてダンボールが埋まったりとか、オサレなポーチが実はダイス入れだったり、セッション中にとった展開メモが読み返したらさっぱり意味不明だったり……あんたも経験あるだろ?あんたの周りにもいただろ?
現役でゲーマーやってる人やかつてゲーマーだった人、TRPGに触れたことのある人たちにぜひ読んで欲しい本です。
仕事が忙しくてなかなかセッションに参加できない社会人ゲーマーの代表、高見先生が可愛くて可愛くて。「もう一本とな」とか「遊んだ遊んだ!」の蕩けきった表情とか。エローイ!
エローイ!といえば、あとがきのモモの太腿(笑え)も大変素晴らしいものでした。ありがとうギルマン先生。
カバー下に掲載されている、作中のアルシャードキャンペーンで使ってるキャラクターのクラス構成(第一話プレイ前の時点での)の脇に書かれたコメントが泣かせます。具体的にはサチぴょんPC。
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