木村航『ミラクルチロル44キロ Bパート・ミラクルフレーバー』
『死んでしまった恋人を蘇らせるために「いのちの募金」を集めていた田丸くんは、つぼみを助けたため大きなペナルティを背負うことになる。一方、責任感と恋心で田丸くんに協力しているつぼみは、自分の「1生」分のいのちの募金をどうすべきか、ますます逡巡する。決断のタイムリミットは2月14日のバレンタインデー。キュートでホットで、ちょっとミラクルなラブストーリー、ここに決着!バレンタインデーに奇跡は起こる!?』
チロルチョコ1個で一生を投げ捨てた少女があれこれ悩むお話((C)暁に、死す!!さん)。
四十四キログラムのチロルチョコとそれに振り回される人たちの物語もついに決着。ちょいと切ないけれど、優しいお話でした。
つまり、「何か」を選ぶ話だったんだなぁ。いや、それこそAパートの最初からそう言われているんだけどさ。
――チロルチョコをひとつぶ
――君と僕で選ぶよ
さて、明日はひさしぶりにチロルチョコを食べようかな、ミルクフレーバーのやつ。
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