福島県立美術館『アンドリュー・ワイエス展』
2009年1月16日、91歳で他界した画家アンドリュー・ワイエスの作品を、彼と大きな関わりがあったメイン州とペンシルヴェニア州の二箇所での生活を軸に、その絵を描いた当時の彼を取り巻く環境や背景にあわせて展示。
彼の描く絵は、それがただの石ころやヘルメットや義手といった「もの」であっても、血の通った温かみがあって好きです。
今回の展覧会は習作が多く展示されているのが特徴的です。一枚の完成画とその下絵となる多くの素猫を見比べながらその制作のプロセス――さまざまな経緯で作品が変化していくさま――を追っていくことができます。
展示されていた中では「まつぼっくり男爵」「火打ち石」「煮炊き用薪ストーヴ」が好きです。売店で売ってた「まつぼっくり男爵」の栞も買ってきちゃったよ。
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