機動戦士ガンダム00 最終回 コーラサワー大勝利!希望の未来にレディゴー!再生
なんというか、コラ沢さんの一人勝ちだなぁ。
……なんかデジャヴがあるなと思ったら、第一期第一話の感想で同じことを言ってたよ。
生き残ってることは予想通りだし、ワンカットくらいは結婚式の絵も挿入されるかもしれない位に思っていましたが……なによこの力が入りまくった演出!?"その後の皆さん"描写の中で圧倒的な尺の長さ!マリナ姫のシーンよりも長いんじゃないか?
本当に、コーラサワーに始まって、コーラサワーに終わったアニメでした。いやもう、第一話を見たときはコーラサワーはジェリド枠の悲惨な末路の気の毒キャラだと思っていましたよ。まさかこんなトップクラスのハッピーな終わり方をするとは、一期一話からこれは想像出来ねぇ。
改めて全体を見返してみると、コーラサワーも作品テーマについて(グラハムやリボンズとは別の面で)刹那との対比になってるキャラクターなんですよね。一見のネタテクスチャと裏腹に。
>あなたの幸せは、
>どこにあるのでしょう。
(略)
>自分の中にある幸せを、
>他者と共有し、
(マリナの手紙)
マリナの手紙といえば……
最終回ともなれば、一応ヒロインである姫との交流が描かれると思っていた時代が俺にもありました。まさか本当に「けして道が交わることがない」まま最終回を迎えるとは予想だにしなかったよ。
あとブシドーさんもな。前期後期OPでもライバル描写バリバリだった彼があの扱いとか予想外すぎる。
つーか、結論としてはヒロインはエクシアさんだったということかしら。ティエリアもヴェーダと身も心もひとつになっていたし。きみたち、もっとこうなんというか……。18話のあれを思い出してちょっと笑っちゃったよ。
その正ヒロインであるところのエクシアR2vs0ガンダムの最終決戦。ここに来て、まさかのエクシアの再登場に震えました!あの旧作のオマージュが詰め込まれたラストバトルには興奮するしかないって!敵はあのデザインの0ガンダムとあの声の大型新人だし!
最後の敵が0ガンダムになるとはまったく予想できませんでした。確かに、刹那が立ち向かうべき最後の敵としてはもっとも適正な相手です。
その入手方法――ぷかぷか浮いてる0ガンダム――には笑いましたが。ラッセさんが放置しっぱなしでちゃんとトレミーに持って帰らないから。お片づけはきちんとなさい。
リボンズロボが本当にガラットであったという点についてぼくの鋭敏な洞察力はたたえられるべきですよ。……適当な思いつきでも口に出しておくものだなぁ。裏表変形とは夢にも思いませんでしたが。
The Childhood of Humankind Ends
2010年公開の劇場版がどんな物語になるのかまったく想像もできませんが、木星の周りの四つの光がポイントですよね。
……オーバーロード(地球幼年期)とラーマ(宇宙のランデブー)とスターグライダー(楽園の泉)と、あとひとつは誰だろう?
まあ、ネタはともかくとして。個人的には外宇宙の異星人との「来るべき対話の時」はまだ来ないと思っています。それはもっと未来の子供たちのために残しておくべきだよ。
だから、劇場版で刹那たちとゴタゴタやらかすのは真ヴェーダを擁する第二ソレスタルビーイングあたりでどうでしょう。オリジナルGNドライブを木星で作っていた人たち。地球圏と隔離した争いの無い世界で世代を重ねた人類。彼らなりの革新を遂げた人々。それゆえに水から上がったトカゲほども『地球人』とは違う『木星人』になった人々。『木星人』と地球の人々に悲しいすれ違いが起きて、戦いになってしまった時、彼らが立ち上がる。
トチロー状態のティエリアが操る宇宙戦艦それ☆すたで木星圏に武力介入だ。
そして色々あって木星が太陽(炉)に!(C)2010年
……そうか、そういえば2010年か。
や、何はともあれ二年間たいへん楽しく見ることのできたアニメでした。スタッフの皆さんに感謝。
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コメント
>> そして色々あって木星が太陽(炉)に!(C)2010年
『さよならジュピター』じゃなくて?
異星人はアップルシードのオリオングループみたいな扱いなのかなぁ。<名前だけ登場
自分でもなんかまとめ記事を書かなきゃなぁ。と思いつつ、もう一週間ですが。
投稿: もり | 2009/04/04 19:55
>『さよならジュピター』
だめだぁ!!ものすごくだめだぁ!!
個人的には、異星人そのものは物語本編に出てこないほうがいいかなと思います。下手に作品中で彼らとの対話までやっちゃうと話の焦点がすごい勢いでぼやけそうで。
投稿: Johnny-T | 2009/04/06 22:59