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2009/06/12

アーサー・C・クラーク『太陽系最後の日 (ザ・ベスト・オブ・アーサー・C・クラーク 1)』

『太陽は七時間後にノヴァと化し、太陽系全体の壊滅は避けられない運命だった。だが、一隻の銀河調査船が、その星系の第三惑星に住む知性体を救うべく全速航行していた!人類のために奮闘する異星人たちを描いた表題作のほか、名作『幼年期の終り』の原型短篇「守護天使」、作品集初収録の中篇「コマーレのライオン」、大戦中の空軍士官クラークの体験をつづるエッセイ、年譜などを収録した日本版オリジナル短篇集第一弾』

 指定テーマ無しの初期作品短編集のはずなのですが、それでもそこに一本筋の通ったテーマが見えるのがよい。クラーク的な時間・空間を超えたというか、人類を相対化するような圧倒的なヴィジョン。
 収録された短編では人間離れした異星人たちの地球探索ミッション『太陽系最後の日』と『幼年期の終り』の原型になった短篇『守護天使』が気に入ってます。

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