無限航路
はい。というわけで念願の『無限航路』を手に入れたぞー!
今は三つ目の星系でウロウロしているところです。
ベタベタなスペオペ展開とスペオペガジェットの影で、押さえるべきところをきっちり押さえている良いゲームです。この宇宙航路を飛び回っている感じが素晴らしいですよ。ゲートの先にはまだ見ていない何かがある。だからぼくはそこへ行く。もっと遠くへ!
なつかしの名作スペオペエロゲ『LOVE SEED』のゲーム性をより高めたような……と言って何人に通じるだろう?
ううん、でも操作性がちょっと癖があって慣れるまでつらいなぁ。
行動選択のコマンドからゲームスタートやセーブにいたるまですべての選択がタッチペンで、ボタンは一切使用不可。ボタンは文章送りくらいにしか使われないという、大変に漢らしい設計です。予告編動画のように、ディスプレーを直接叩いて操作しろってことですね。そういう雰囲気重視なのは嫌いじゃないですよ。ないのですが……操作方法が完全に固定されるのはちょっと残念だなぁ。
とっつきにくいところはありますが、操作系は大変シンプルに分かりやすく作られていて「すべての操作はタッチペンを使用するものである」という基本を受け入れてしまえば、以後は間違える要素が一切無いのはよい設計です。
でも、文章の読み直し機能は欲しかったかな?
そういえば、操作性関連で残念なことがもう一つありました。
トレーラーを見た時点で、タッチペンを使わずに指で操作しようと心に決めていたんですよね、わたし。だって、そのほうがよりインサイドできそうじゃないですか?
それで、いざゲームを手にいれて、スタトレ気分で直接指操作をしようとしてみたら……指が太くてタイトに操作できねぇよ!畜生ハーマン。畜生。
ゲームの華である艦隊戦闘も操作すること自体は大変シンプル。言ってしまえば奥の深いジャンケンです。いかにして相手のパーを出せなくするか。グーを出すしかない状況に追い込むか。システムがシンプルなだけに戦術に集中出来て面白い。
そうそう、戦闘シーンでは皆さんよくしゃべってくださいます。にぎやかで大変楽しい。スペオペ艦隊戦と言えばこういうのが欲しいよねぇ(←ギリギリヤマト世代)
いかにして強力なパーツをブロックサイズに合わせて有効に組み込むか、というパズルゲーム要素の強い戦艦カスタマイズはこれまたやりがいがあって楽しい。セレナリアのときもこれで盛り上がったもんだよ。
この手のゲームの最大の難敵と言えば艦船名ですよね。自分の乗船にはいい名前をつけてやりたい。色々考えては見たんですよ、ファンタジー地名とかブーメラン戦隊の13機とかクトゥルフの神様とかナイトウィザードの二つ名表を振って決めるとか。結局、ギリギリまで粘って考えた結果、駆逐艦は小鳥、巡洋艦は猛禽といった感じに戦闘艦カテゴリごとに方向性をまとめることにしました。全体でどのくらいの戦闘艦カテゴリがあるのか、最終的にどのくらいの数の船を手にすることになるのかがまだ見えないので、とりあえず無難な方向性で。以後、海洋生物、爬虫類、哺乳類を各艦種に割り振っていきます。戦艦は恐竜がいいかしら?
……やっぱり一隻目はブリタニア号にしたかったなぁ(未練)
まあ、最初の船の名前はスミスから持ってくると言う条件は満たせたからよし。
関東異次元一家艦隊(仮名)所属艦(現在3隻)
・アルク級駆逐艦:スカイラーク
・ジュノー級駆逐艦:クックロビン
・オル・ドーネ級巡洋艦:スパローホーク
(製造順)
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スペオペ定番コスモスーツを着た女の子が
「体の線が出すぎて……」
と恥ずかしがったり、
メガネメイド女装少年が
「よく見ろ。僕は男だぞ!」
「なにぃ?」
「男ぉ~?」
「…。」
「まあ…」
「それはそれで」
とかやったりしてるのを見て、クロックタワーとか御神楽とか猫侍とかを作った人のゲームだなぁと思いますた。
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