時雨沢恵一『学園キノ3』
『もうここまで来たら、誰も彼を(←誰?)を止められない!?
これは、謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大飯喰らいなだけの普通の女子高生・木乃と、人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる、硝煙反応たっぷりの連射乱射な物語。静先輩やサモエド仮面、陸太郎にワンワン刑事、茶子先生とティーが登場しちゃってます。
そしてそして、今回は「え~!? その人出しちゃうのーー?」という人が出たりします。
――この小説は最初から最後までフィクションです。実際の内閣総理大臣、日本国政府、防衛省、東京都、神奈川県、「キノの旅」とは一切関係ないです』
口絵からあとがきまで、あいかわらずの無茶苦茶っぷり!好き勝手にやりすぎだろう!?いまさらメンナクかよっ!?
指セイフティの重要性についてこんなに熱く語るあとがきを読んだのは生まれてはじめてだっ!!
見開き茶子先生の「 まだ終わってないぞぉ!」にちょっと感動したのは内緒よ?
制服の下にジャージを着る謎のキノにはがっかりですよ、畜生。制服の下にジャージを着ることを禁止する法律を作ってくれよ麻生タロー首相(注・第九十二代内閣総理大臣。空を飛ばない者だけを指す)
彼女が着てた「?」と「!」の文字がすてきなミゼラブルTシャツどこかに売ってないかしら?
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