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2009/11/11

2012年地球滅亡説は「でっち上げ」、NASAが異例の声明発表

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2662082/4877955

>地球は2012年12月21日になっても滅亡しない――。
>米航空宇宙局(NASA)は9日、インターネットや新作映画の
>公開で高まる地球滅亡説を沈静化すべく、異例の声明を出した。

>製作費2億ドル(約180億円)をかけたSF超大作『2012』が米国で
>13日から、日本では21日から公開されるが、これはマヤ暦に
>基づいた地球最後の日をテーマにしている。

 映画タイアップのネタコメントだと思ったらマジのコメントでした。
 信じがたいことですが、NASAがわざわざマジレスしなくちゃいけないくらいにおバカちゃん達が騒いでるようです。コールセンター大忙しですって?ホントのホントかよ?

>地球最後の日というストーリーは、ニビル(Nibiru)と呼ばれる
>正体不明の惑星X(Planet X)が地球に向かって来ている、
>または地球と衝突して地球は滅亡するという話が主軸になっている。

>動きを予測できないこの惑星の存在を隠しているとしてNASAを
>責めるサイトまであるが、NASAはそういったストーリーは
>「インターネットで横行するでっち上げだ」と非難した。

>「そういった主張を裏付ける事実は何もない」ホームページの
>Q&Aコーナーにこのように掲載したNASAは、衝突の話が事実なら
>天文学者が少なくとも10年前からその惑星を追跡しているだろうし、
>現在では肉眼でも確認できるほどになっているはずだと主張。
>「明らかに、そんな惑星は存在しない」と断言している。

>「世界の信頼できる科学者は誰も、2012年に関する脅威などないと
>分かっている」

 騒いでる人たちは一度くらい自分の目で空を見上げてみるべきだと思います。ちょっとした双眼鏡ひとつでどれだけ多くの星を見ることができるのか。
 NASAをはじめとする研究機関が隠していようが見落としてようが、いまどきのアマチュアの観測能力なら危険レベルの高い天体の接近くらい軽く見つけられますよ。物が物だから隠しようもない。


 危険がどうのというなら、世の中には観測される天体よりも危険度の高いアマチュア天文家とかいますよ。
(超新星の発見数で世界記録を持つアマチュア天文家の板垣公一さんは、その圧倒的な発見数から「彼が超新星を観測しているのではない。彼が観測するから恒星が超新星爆発を起こすのだ」と言われています。頼むから日食の観測とかはしないでいただきたい)

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