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2009/11/21

なだいなだ『夢をみた海賊―間切りの孫二郎とそのクルーの物語』

『江戸時代、長崎の町に、孫二郎と名乗る奇妙な若者が現われた。「俺は人の住める豊かな無人島に、上も下もない自由な国を造る」という夢を胸に、こともあろうに長崎代官の片腕、島谷市左衛門の下に弟子入り。キリシタン禁令、大型船建造の取締りなど、厳しいしめつけの中で、彼の夢は八丈島の南二百里の無人島へ、果てはインド洋マダガスカル島へと広がる。時代に逆らい、ユートピア建設を夢みた若き海の男の冒険ロマン』

 江戸幕府が鎖国令を発布していた時代に、自由なき日本を捨てて「平等で対等な国」リベルタリヤを目指した若者たちの航海記。
 「その時代に生きていて、その国の噂を聞いたら、私はきっと旅立ったと思う」 というくらいにリベルタリヤの理想に惚れ込んだなだいなだが取材旅行までして書いた一冊。夢とは、理想とはなんぞや?

――りべるたりや。開放サレタルモノノ国。
 リベルタリヤ。と、孫二郎はおうむがえしに、その名を口にした。奇妙なひびきの名前だった。
――ソノ国ハスデニツクラレタノカ。
 まだ、できていない。つくろうとするものは、行けばよい。色が白くても、黒くてもいい。誰でもいい。上も下もない。王もいない。ドレイもいない。そういう国をつくりたいものは、いけばいい。


……ところで、すでに発売されているはずの『そして船は行く 完全版』の一巻がどこにも見つかりませんよ?(リベルタリアつながり)

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