映画見てきた。『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』『パブリック・エネミーズ』
・宇宙戦艦ヤマト 復活篇
公式サイト
脚本、というかプロット以外は悪くなかったです。ストーリー全体は腐っているとしか言いようのないダメダメっぷりですが、個々のシーンの演出はかなり良かった。新旧ヤマトクルーもそれぞれの人格をきちんと魅力的に描かれているのが好印象。真田さんの「こんなこともあろうかと」は健在だったー!
……基幹クルーが戦闘機パイロットを兼業しなくちゃならないほどの人材払底っぷりにはちょっと泣いた。戦闘班長はともかく操舵士や医者が飛び出しちゃイカンだろ。
CG戦艦も金がかかっていないなりに演出で頑張って格好良く魅せてくれます。欲を言えば、もうちょっと通常戦艦の活躍を見たかったな。モブにもモブとしての見せ場があるはずですよ。「うわーだめだー」も無しに一掃ではかわいそうすぎる。
冒頭登場してフルボッコにされるブルーノアが今回のお気に入り船舶。
<ネタバレ>
亜空間に波飛沫を上げながら沈んでいく敵要塞を見て、『きゃぷてんX』の“損傷箇所から侵亜空間して異次元に沈んでいく時空潜行艇”を思い出しました。亜空間ってそういうものだったかしら?
黙っていれば勝ってたのにわざわざ「冥土の土産」にいらんことをぺらぺら喋って自滅するラスボスに萎え萎え。
・パブリック・エネミーズ
公式サイト
大恐慌時代のアメリカに実在した伝説のアウトロー、ジョン・デリンジャーと彼の恋人との逃亡劇を描いたラブストーリー。
……というのはもちろん間違いではないのだけれど、メインはデリンジャーとFBI捜査官メルヴィン・パーヴィスやFBI長官フーヴァーとの間に展開する追跡劇。男同士のぶつかり合い。
出番は少なかったですが、フーヴァー長官のフーヴァー長官っぷりは印象的でした。
さすがはマイケル・マンというべきか、30年代の風景再現にかなり力が入っています。こういうのを見てるとサタスペで30'sとか20'sのギャングプレイをしたくなりますね。サイドボード付きの車で横にしがみついてトミーガンを撃ったりするんだ。
そういえば、KITTEHATTEのどれかで速水螺旋人が今の車はステップがないから横にしがみつけないって怒ってたような。
むう、真っ当にいい映画すぎて言える事があまりないぞ。とにかく見れ。
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