『ある日の放課後。美生さんの家に現れた妖怪の対処中に、イタチさんが妖力を使えなくなってしまう。これって、イタチさんが"普通の女の子"になっちゃったってこと?しかも皆に心配をかけたくないイタチさんは、妖力がなくなってしまったことを秘密にしたいって言うし……。
そんな中、僕たち美術部はGWを利用して合宿に向かうことになる。その先で僕らを待ちうけていることとは――。こうなったら、迫り来る妖怪たちから僕がイタチさんを守るしかないっ!?ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語。イタチさん大ピンチ!?な第7弾です!』
アニマル戦隊が結成されたりイタチさんが「お兄ちゃん」と上目遣いで迫ってきたり次期生徒会長の立候補者がいなかったりする7巻目ですよ。レギュラー陣の中でただ一人微塵も出番がなかった(松明丸ですら活躍(?)していたというのに)ミスター半裸番長の明日はどっちだ?デイジー!デイジー!(微塵も本編の説明になってねぇ)
……さて、今回はまごうことなくイタチさんと真一の話でございました。いつもにも増して二人でドタバタと駆け回っております。もう結婚しちゃえよ。
というわけでいつもにも増してイタチさんの魅力全開の7巻でしたが、ほかの面々もただ食われるようなぬるい個性はもっておりません。つーかさ、おねむの犬神コンビの挿絵とか必須じゃね?必須じゃね?カラーで。
ぼくらのロケットガール・ユーリの超進化っぷりステキすぎる。当初はただの堅物キャラだと思われていた彼女がこんなにステキなレディに成長するとは、ぼくのフシアナアイをもってしても見抜けなかったぜ!「V2改」とかステキすぎる。
本来ならハンサム枠のはずのフィル君。早くも真一ウイルスに感染しておりますよ?美術部の未来はアレな方向に安泰だ。
そして、仮にも大物さまなのにいつもの調子でやられてしまった先触れ鳴女に涙を禁じえない。このエピローグから察するに、次回の冒頭はこんな展開からスタートですね。
天夷鳥「ついに鳴女が妖怪の力に屈したか」
武夷鳥「ああ、だが所詮奴は我々先触の中で最弱の存在」
鶺鴒「イタチごときに負けるとは神の面汚しよ」
鵠「次は俺が奴と戦う。貴様らは手を出すんじゃない」
八咫烏「フフフ、お手並み拝見といこうじゃないか」
(あー、長鳴鳥の分のセリフは思いつきませんでした。すまん、君は仲間はずれだ。)
襲いくる先触7人衆の魔の手にどう立ち向かう、美術部とその仲間たち!(ヒント)
……読み終えて3日もたってから気がついたんだけどさ、イタチさんが"普通の女の子"になってたこの話の間ならイタチさんの絵描き放題だったんじゃね?
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