今日の読了本『満鉄』『うちのメイドは不定形』と電車通勤
電車通勤のいいところは移動と待機の時間を読書にあてられるところですな。
……ほかにいいとこ無いけどな!
けがーなおれーはやくーなおれー
・原田勝正 『満鉄』
日露戦争後、ロシアから鉄道利権を引き継いで設立された満鉄(南満州鉄道株式会社)が、国際外交、国内派閥政争、対中国侵略戦略でどのような役割を果たしたのか。歴史の中の政治ツールとしての満鉄の果たした役割を詳しく解説しています。
で、これはこれでかけねなしに大変面白かったのですが……ぼくが知りたかったのはもうちょっとミクロな話だったんですよね。満鉄の路線とか組織構造とか列車の種類とか。そのあたりの話が、密度のあるテキストとはいえ最初の2章でほとんど終わっているのが残念。
その序盤のレール規格の話(ロシアの線路は国際規格よりも大きく、日本の国内路線は国際規格よりも小さかったためにロシアから接収した線路を日本軍が使用するのにどのような手間をかけたか)とか特急あじあ号の話とかを読んでいたらセブンブリッジをプレイしたくなりましたよ。
・静川龍宗・森瀬繚『うちのメイドは不定形』
畜生、かわいいな!
南極からの物体Xは、不定形のメイドさんだった。
うん、いいじゃないか!たまには、そういうことだってあるさ!
いいと思うし、たまにはそういうこともあると思います。
おれにも起これよそういうこと!
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