今日の読了本『螺旋人リアリズム ポケット画集』
・速水螺旋人『螺旋人リアリズム ポケット画集』
速水螺旋人が過去に描いたカットとコミックをこれでもかと詰め込んだポケットサイズ画集。ベッドサイドにおいてちまちま読もう……と、思っていましたが、ふと気がついたら最期まで読み終わっていました。
ポケット画集というから小さな文庫本サイズくらいであまりページ数も多くないものを想像していましたが、そんなことはなかったぜ。なんと300ページを優に超える大ボリューム!判型はコンパクトですが、普段から文字いっぱいの速水レイアウトを見慣れているとゆったりしたレイアウトに見えますね。
カバー下の装丁が大変良いですよ。小学校にあったお値段高い系児童文学の表紙みたい。
コミックは完全書下ろし。カットは同人誌「KITTEHATTE」シリーズからの再録が多いのかな?持ってないのも多いからよくわからないや。
以下、気に入ったとこについてつれずれと。
“スクーターに乗ったトンチキ”シリーズ(命名ぼく)大好き。
MIG-3のデザインはいかにも速そうで格好良いよな。
……いや、つい昨日ルーッカネンの『フィンランド上空の戦闘機』を読んだばかりだから、どうしても「カモ」のイメージがついて回るのだけど。
抜刀!検挙ー!のおっかない憲兵さんスーツはおっかな格好いいな!こんなのが街をうろついてたら悪いことなんて出来ないよ。
「官房」の主任さんかわいいなぁ。いっちょラブレターでも出してみるか!(届くのはいつになるやら)
ロシア革命期のリョーシャとアリョーナの物語は読んでみたいなぁ。
うっは、ヤロール(ノースウエスト・スミス)なんてのまでいやがる!螺旋人版ノースウエストはどんなやつなのかしら?
特設ミサイルボートいいよね。ミサイル戦艦ゴーランド(愛すべき駄っ作戦艦。武装が全部ミサイルってどうよ?)風味で。ゴーランド大好き、アンドロメダの次に。
ニ剣士シリーズの「クォーモールの王族」がお気に入りというので親近感。ぼくもあのエピソードが大好きです。
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