東北大、なんとゼリーに電極を印刷する技術を開発
http://www.gizmodo.jp/2010/09/post_7631.html
>東北大学が寒天やコラーゲンなどのゼリー(ハイドロゲル)の表面に、
>導電性高分子による電気回路を印刷する技術を開発しました。
>通常の電気回路に水分は厳禁ですが、近年、脳や筋肉の機能を
>計測し制御するために、水分で 満ちた体内環境でも使える電極が
>必要となっています。細胞や組織はデリケートで、しかも動くため、
>従来のシリコンやガラスを基板とする硬い電極に代わり、
>柔らかいシート状の電極が望ま れてきました。また、生化学的な
>安全性はもちろん、栄養分や酸素などの循環を邪魔しないのが理想です。
>このような要求を満たすのは、コラーゲンなどの生体を構成する
>ゼリー(ハイドロゲ ル)ですが、既存の印刷技術は「インクの乾燥」が
>必要なため適用できませんでした。今回、ハイドロゲルの表面に
>導電性高分子電極を析出させる電気化学技術によって、この問題を
>解決しました。
おお、現実は小説よりもサイバーパンク!
>従来の脳に電極を挿す侵襲式BMIは、電極の生体適合性が懸念されて
>いましたが、ゲル電極なら侵襲式でのリスク軽減に繋がりそうです。
さようなら電極型データソケット。君のことは忘れない。
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コメント
Suicaを持ち歩かなくてもいい時代が来るか…
投稿: もり | 2010/09/13 06:20
そして人間の脳がコンピューターウィルスに感染するサイバーパンク時代の幕開けですね。
http://aether.air-nifty.com/clear/2004/11/post_30.html
投稿: Johnny-T | 2010/09/16 20:39