NASA「ヒ素を摂取し生命維持できるバクテリア発見」と発表
http://sankei.jp.msn.com/science/science/101203/scn1012030443001-n1.htm
>米航空宇宙局(NASA)は2日(日本時間3日未明)、ワシントン
>市内で記者会見し、普通の生物にとって有毒なヒ素を摂取して生命を
>維持できるバクテリアを発見したと発表した。これまでの生物の概念を
>広げる発見で、同様の過酷な環境の中で存在する可能性もある地球外生命の
>探索にも大きな影響を与えそうだ。
>研究チームは採取したバクテリアを培養したところ、これまで生物の
>生命活動に不可欠と考えられてきたリンがなくても、ヒ素を取り込んで
>利用することで生命を維持していることが確認された。
>NASAは声明で、新たなバクテリアの発見で「生命の定義を広がった」
>との認識を示した上で、「太陽系内で生命が存在する兆候を探索する際にも、
>より広く、より多様に、われわれの知らない形の生命についても考慮しなければ
>ならない」と語った。
あれだけ煽っておいてこれかよ!とは思わないでもないですが、これはこれで楽しいニュース。
今まで思いもよらなかったところに誰かがいる可能性と、人類が生息できないところに送り込んでテラフォーミングさせるために都合のよいツール。
いろいろな意味でワクワクがとまりませんよ。
……これが、新型のストロマトライトが砒素を撒き散らしてこのバクテリアが世界を取る伏線であったとは誰にも予想できなかったのでありました。
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コメント
NASAが生物の概念を広げてしまったせいで、地球人が将来、エッドールやアイヒみたいな宇宙人と接触する可能性が爆発的に大きくなってしまったぞ!
今までは「あそこは環境悪いからスルー」だったのに。
投稿: もり | 2010/12/07 21:31
イヤほら、これのおかげでリゲルのトレゴンシーやパレインのナドレックと友達になれると思えば。
銀河文明の飛躍のためには必要な段階ですよ。きっとメンターのお導き。
投稿: Johnny-T | 2010/12/14 20:53