今日の読了本『武器製造業者』
・A・E・ヴァン・ヴォークト『武器製造業者』
今読むと、超パワーを持っているけれど、情動というものが存在しない理性派異星人“蜘蛛族”のイメージがキュゥべえに変換されてて、なんか笑っちゃいました。ごめん、ヴォークト。
「ボクと契約して人類の情緒的反応について研究させてよ」
「この女性統治者は一世界全体を所有する身でありながら子供のために生命を投げ出した……わけがわからないよ」
それはそれとして、この愛も優しさも持たない生き物たちが最後の最後に起こす〝善意によらない”奇跡が美しい。
| 固定リンク
コメント