今日の読了本『アルシャードクロスオーバー リプレイ2 爆誕! ゴッドウォリアーズ!!』『決闘の社会文化史―ヨーロッパ貴族とノブレス・オブリジェ』
・田中天『アルシャードクロスオーバー リプレイ2 爆誕! ゴッドウォリアーズ!!』
ドラマ性は高いがトンチキ性も高い。
……つまりいつもの田中天か。感動とダイナシのギリギリのせめぎあい!
ネコミミ機械神(ぽんこつ)がかわいいな。
・山田 勝 『決闘の社会文化史―ヨーロッパ貴族とノブレス・オブリジェ』
ヨーロッパ上流階級の『義務』のひとつである決闘について、そのルール・作法についての解説本。MCあくしず誌の黒色火薬時代(速水螺旋人)でネタにされていたので久しぶりに読み返してみた。
昔読んだ時にはプライドのために命をかけなきゃならないお貴族様もたいへんだとかそんなことを感じて終わりだったのだけど、今回読んでいて、これはつまり学業などで校内での立場が危うくなった学生がヤンキーになって校則から逸脱(アウト)し、いきがってタイマンの喧嘩をするのとまったく同じ構造なのだと気がついてしまった。何だこのダイナシ感。
「社会の潮流はいかにあろうとも、名誉をかけた決闘はファッションであった」ウォルポール
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