今日の読了本『白い国籍のスパイ 下』
・ヨハンネス・M・ジンメル『白い国籍のスパイ 下』
運命のいたずらからスパイになってしまった若き銀行家。
さまざまな情報機関のために働くことになりながらも、あくまでも己の良心に忠実に、善良な市民には害をなさず、悪党のみを敵として痛快な活躍をする。
敵味方、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、ソ連、軍民を問わず全ての人々の生命を第一に考える心優しい陰謀家の軽妙洒脱な大冒険。
「私は人を撃つこと、人を脅迫すること、人を逮捕すること、そして、人を苦しめることをお断りします。」
「職務上許された範囲でなければ、私は誰をも害せず、誰からも金品を取り上げません。職務の範囲内といえども、相手がそうされるいわれを持っていない限り、やりません。」
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