『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』
第二次世界大戦をアメリカのために戦った、最初のスーパーヒーローの誕生を描く。
アクション映画としてしっかり盛り上がるポイントを詰め込みつつ、アメリカン・ヒーローのドラマもがんばって描いてる。それにアメコミ原作の方のネタもこっそりしっかりいろいろと仕込まれているのもうれしい。(ウィンターソルジャーのスピンオフも期待していいのかしら?)
さすがは『ロケッティア』や『オーシャンオブファイヤー』『遠い空の向こうに』のジョー・ジョンストン監督。ちょっとレトロな空気の映画を撮らせると実にいいものを作ってくださる。キャプテン・アメリカ・ショーとか陸軍勧誘ポスターとか最高。
ちょこちょこ出てくる実在ナチス秘密兵器が垂直離陸機トリープフリューゲルだったり、100トン戦車ラーテだったり、ホルテン爆撃機だったりと趣味全開だが、かっこいいから許そう。
惜しむらくは、この後に控えてる大型クロスオーバー映画「アベンジャーズ」に続くのが確定してるから、この映画一本で完結してないんだよなぁ。あいつとの決着はちゃんとつけて欲しかったですよ。
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コメント
>あいつとの決着はちゃんとつけて欲しかったですよ
でーすーよーねー。
そこ以外はほんとに文句なしに楽しめたんですが、悪役との決着はヒーロー物として一番大事なポイントだからなあ。ちゃんとブチのめしてから「つづく」に行ってほしかったところです。
投稿: エム | 2011/10/23 21:53
ですよねぇ。あれじゃレッドスカルの勝ち逃げに見えるし。
明確な決着がつかないならつかないで、もろともに氷山に墜落してノーゲームとか、レッドスカルだけ脱出装置で逃走とか、もっとすっきりと決着をつけない終わり方ができたんじゃないかなぁ。
投稿: Johnny-T | 2011/10/25 22:00