今日の読了本『マギカロギア リプレイ 幻惑のノスタルジア』
・河嶋陶一朗『マギカロギア リプレイ 幻惑のノスタルジア』
『失われた過去の記憶を映し出す魔法の劇場「幻惑館」。そこで、「沈思する五芒星」過越大夢は、自分の過去を回想する。運命の少女との出会い、頼もしき仲間たちの思い出、そして、恐るべき<禁書>を巡る戦いを……。明治から大正までの五十年。移ろいゆく月日の中で「不死」の魔法使いたちが見せる哀しい生き様を描く、大河リプレイ登場。 』
一巻のエピソードのそのまたずっと前の物語。
大夢先生がまだ生身の人間だった明治から大正にかけての50年を描く、因果を外れた「不死」の魔法使いたちと、定命の人間の交わりがもたらす残酷だけど綺麗な物語。これを読んでから一巻の内容を振り返ると、その因縁の深さが悲しい。
……まあ、後付けなんだけれどな(ダイナシ)
1サイクルごとに10年単位で時代が進んでいくというマギカロギアならではのシナリオギミックがおもしろい。
PC三人がブラヴァッキー夫人と猪八戒に(のちの)カンテラ魔法使い。みんな飛ばしてるなぁ。
のちのカンテラ触手マンこと大夢先生がここぞとばかりに正統派主人公していて吹く。
あと、ダイス目のおかげで結果的にドジっ娘(……というにはたいへんトウが立っているわけですが)ムーブが光ったエレナ・ブラバッキーがたいへんかわいかったです。お猪口を割って怒られるエレナの挿絵が掲載されていないのは落丁ですか?
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コメント
わーい! お読みいただきありがとうございます。
エレナ可愛いと言ってもらえてニコニコです。
投稿: 桜井光 | 2011/12/09 18:44
しっかりと楽しませていただきました。
そしてエレナの最後の選択に心底驚きました。なるほど、そうもってくるのかっ!
投稿: Johnny-T | 2011/12/10 01:00