REX/レックス
近所のツタヤのその他アクションコーナーの隅っこに、こっそりと転がってましたよ、恐竜ハードボイルド小説“鉤爪”シリーズ(エリック・ガルシア)の実写ドラマ版。
「絶滅」を乗り切った直立恐竜たちが人類の中にこっそりと紛れ込んでる現代社会。主人公ヴィンスはハードボイルドかぶれの私立探偵で、その正体はヴェロキラプトル。彼と相棒のアーニー(トリケラトプス)の元に持ち込まれた依頼は、恐竜人の間で流行しているセミナーの調査。依頼人の弟の死に隠された秘密とは……?
明らかに低予算(シリーズ化し損ねたTVドラマのパイロットフィルムなのかな?)なのでお金のかかる恐竜モードは控えめですが、それでもキャラクターの掛け合いや、ちょっとしたシーンの作り方で“鉤爪”らしさを出しています。匂いで状況を判断するシーンに挿入されるカットイン描写とか、それっぽくていいね。
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コメント
DVDジャケットが大嘘なことと、恐竜モードがいかにも恐竜なデザインでディノサウロイドっぽさに欠けることと、原作クライマックスのヴィンス無双シーンがないことを除けば(多いなあ)、原作のハードボイルドなムードをちゃんと再現できてたように思います。匂いの描写は僕も好きですよー。
投稿: エム | 2012/04/19 00:02
>DVDジャケットが大嘘
いいですよね、あのウソっこパッケージ。でかい恐竜とか(笑)
原作のムード再現はがんばってましたね。TVシリーズ化したらどうなっていたのか、ちょっと気になります。
投稿: Johnny-T | 2012/04/20 22:01