今日の読了本『機動戦士ガンダムAGE (2)アウェイクン』
・小太刀右京『機動戦士ガンダムAGE (2)アウェイクン』
アニメ本編の流れを汲みつつも、その(やたら多かった)不合理を保管する高水準のノベライズ。
アニメでは存在しなかった教え導き支える人たちとしてのディーヴァのクルーたちの描写が非常に濃厚。兄貴分として導くウルフとラーガン、友人として支えるディケ。アニメではただ居るだけという印象だった人たちが、どうフリットと関わり、どう物語を紡いだのか。彼らの助けなくしてフリットの勝利はありえなかったのだ。
フリット、ユリン、エミリーの三角関係をきちんと描写しているのも高ポイント。いるだけヒロインだったエミリーの正統ヒロインへの大躍進!
また、最終決戦でのAGEウェア換装を活用した戦闘シーンの描写が素晴らしい。タイタス、スパロー、そしてオリジナルのゴールドアロー形態がその能力を十全に発揮しながら強敵に挑む。ぼくたちが見たかったのはこれですよ!というか、なんでこれをアニメでやれなかった!!
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コメント
サブキャラみんな魅力的ですよねー。僕の大好きなグルーデック艦長(アニメでもわりと好きでした)が実に業の深いキャラになってて大満足でした。そしてディケのかっこよさはもはや別人レベル。
これ読んでると、「AGE」ってキャラ配置とか設定はちゃんと魅力的だったんだよなあと思います。そうだよ、ストーリーラインは面白いんだよ!
投稿: エム | 2012/04/21 01:16
>ディケのかっこよさ
ねぇ?アニメで描かれたのと同じ人物とは思えないですよ。
>「AGE」ってキャラ配置とか設定はちゃんと魅力的だったんだよなあ
……なにがどうしてアニメはこんなにごらんの有様になってしまったんだろうなぁ。
投稿: Johnny-T | 2012/04/25 21:31