漁業が大西洋タラの急速な進化を促した
http://shinka3.exblog.jp/11628358/
>北大西洋における漁業崩壊は漁業が引き起こした進化によるものか?
>タラには浅いところに住む性質を持ったものと深いところに住む性質を
>持ったものが共存しており、驚いたことにその性質は Pan I という
>遺伝子に支配されており、A という型のものを持っている個体は
>浅い海に分布して、B型を持ったものが深い海にいる傾向があります。
>AB型はどちらかというとA型に近く、浅い海を好むようです。
>タラ漁では主に浅いところにいるサカナを獲りますので、A型遺伝子を
>持つ個体が選択的に獲られてしまうことになります。つまり、漁の結果
>A型を持ったタラが選択的に除去される「人為選択」が起こり、
>A型遺伝子を持った個体が減るという「進化」が急速に起こった
>ということのようです。
>研究者の計算では毎年8%のA型遺伝子がタラの世界から
>失われているといいます。つまり、浅い海に住むタラが急速に減り、
>タラ漁が崩壊しているのは、人為選択による進化の結果というわけです。
まさに適者生存。自然選択の好例ですね。
しかし、わずか20年ほどでここまで変わるものだとはなぁ。
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