今日の読了本『脱出航路』『神様のメモ帳9』
・ジャック・ヒギンズ『脱出航路』
第二次世界大戦末期、もはや敗北が待つだけの故郷に帰還するためにオンボロ帆船に乗り込んでブラジルを出発したドイツ人男女。嵐の大西洋に漕ぎ出した彼らを待つものとは?
歴戦の若き砲艇長。引退を迫られる老提督。経験豊富な救命艇長。タフな女医。腕利きの飛行機乗り。そして伝説的なUボート艦長。数奇な巡り会わせで「その時」「その場」に居合わせただけの人々の「……そして、要すれば、結局これは昔からよくある物語」。
これまで読んできたヒギンズ作品で一番好きな作品になりました。
・杉井光『神様のメモ帳9』
シリーズの集大成ともいえる素晴らしい最終巻。
シリーズの最初から最後までメインテーマにティプトリーが噛んでいたのだけど、これは最初から全て考えられていたのかなぁ?
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