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2014/11/09

今日の読了本『ルチアノの幸運』

・ジャック・ヒギンズ『ルチアノの幸運』

 時は第二次世界大戦。連合軍のシチリア上陸作戦の作戦成功に、当時グレイト・メドゥ刑務所で服役中だったニューヨークマフィアのドン、ラッキー・ルチアーノが大きな役割を果たしたことは公的な記録にも残っている事実です。
 しかし、ルチアノの指示を受けた部下による実行だと思われていたそれらのミッションは、実は密かに刑務所から開放されていたルチアノ本人の手によって達成されていたのだ。
……という物語。
 出オチなの?と思わせるコンセプトですが、内容はヒギンズらしい痛快冒険小説。傷を持つ男達の物語。ラストシーンの爽やかさよ!

「諸君、乾杯だ。ところで、なにに乾杯しようか?」
「もちろん、おれたち三人のためにだ」ルチアノがにっこりと笑った。「それにルチアノの幸運(ラック)に対して。幸運が続いてくれることを願おう」

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